薬王堂気まぐれ通信使№754 2016-7-5
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
この時期になると見たくなる植物があります。
先ずは、タシロラン
田代善太郎氏が明治時代に発見し命名されたと聞きます。
広島県では希少植物で絶滅危惧種1類に分類されています。
ところが最近では各所で自生が確認され、東京の明治神宮内では容易に見られる植物となっています。
日の当たらない広葉樹林の落ち葉の中からタシロランが立ち上がっていました。
葉緑素をもたない腐生植物と言われています。
数枚撮影しましたので紹介してみましょう!
落ち葉の中から立ち上がるタシロラン
頂上部
唇弁にピンク色の斑紋が確認できる
タシロラン、花のアップ
近所に、コクランも花をつけていました。
少し満開の時期を過ぎていたかもしれません。
コクランの株
コクランの花①
コクランの花②
今日は二種類の目立たないラン科の植物を紹介しました。